住宅ローンの金利

住宅ローンを組むときの、もう一つの注意は金利です。とれだけの金利 がつくかは、住宅ローンの会社によって違います。金利タイプは多種多 様で、長期金利と短期金利、固定や変動といった色々な要素があります。 借入時に定められた金利でずっと返済を続けるやり方が固定金利であり、 長期的な見通しが立てやすくなります。固定金利制のいいところは、ロ ーンの返済に必要な金額が明確なために計算がしやすいというところで す。金利を定期的に見直すというものが、変動金利制というシステムに なります。半年に一回などの一定期間ごとに金利が変わり、金利額を支 払わなくてはいけません。固定金利と変動金利を比較すると、変動金利 の方が固定金利より低い金利になるよう設定されています。将来的には、 金利が増すということもありえます。変動金利のネックは、その時々で 返済の負担が変わるため、先々の見通しが立てにくくなってしまうとい う点にあります。最初は固定金利で返済をし、数年経過した後に変動金 利にするというやり方もあります。期間終了時に金利を固定にするかど うかなどを改めて決める事が出来る住宅ローンなど種類も多いので、借 り入れる際には十分に検討した上で決める事が大切です。